東京五輪の卓球女子の団体戦、日本は準々決勝で、台湾(チャイニーズ台北)と対戦します!(2021年8月2日)
台湾チームはなかなかの強豪!
世界ランキング的には日本が格上ですが、気が抜けません!
この記事では、
東京五輪の女子卓球団体戦で日本と対戦する台湾選手について
- 台湾女子卓球の強さや特徴
- 台湾女子卓球の世界ランキング(順位)
- 台湾女子卓球との対戦成績
をまとめました!
【東京五輪】日本と対戦する台湾卓球女子の強さ・順位・特徴は?
東京五輪の卓球女子団体で、日本と対戦する台湾(チャイニーズタイペイ)の選手は、こちらの3人です。
- 鄭怡静(チェンイーチン)
- 陳思羽(チェンズーユ)
- 鄭先知(ジェンシェンチー)
3人とも年齢が28歳〜29歳で、石川佳純選手(28歳)と同年代となります。
実力は日本のほうが格上と言われていますが、実際はどうなのでしょうか?
一人ずつ見ていきましょう!
1、鄭怡静(チェンイーチン/CHENG I‐CHING)29歳
鄭怡静(チェンイーチン)選手は、台湾女子卓球のエースです。
台湾生まれの台湾育ちで、世界ランキングは8位。
(国際卓球連盟ランキングより)
つまり、石川佳純選手(10位)や平野美宇(12位)よりもランキング上位の選手。
2020年のハンガリーオープンの準決勝では、石川選手に打ち勝って決勝へ進み、
決勝でも伊藤美誠選手にフルゲームの大接戦となりました(伊藤美誠が勝った)
男子顔負けのパワープレイとフットワークがあり、ラリーでもミスしない粘り強さがあるなど、なかなか手強い相手と言えるでしょう。
2020年シーズンには、日本のTリーグにも参戦しており「トップおとめピンポンズ名古屋」に所属していました。
Tリーグにいたことで、日本選手の研究もしているでしょうから、台湾の3選手の中では、最も気をつけたい選手ですね。
・名前:鄭怡静
(チェンイーチン/CHENG I‐CHING)
・生年月日: 1992年2月15日 (年齢 29歳)
・出生地: 台南県
・身長: 162 cm
・戦型:右シェークドライブ型
・世界ランキング:8位
・学歴: 国立体育大学 (2014年)、 天主教輔仁大学、 中国文化大学、 育達科技大学
・兄弟姉妹: チェン・ピン・ウェイ、 Cheng Min-hsiu
・所属チーム: Chinese Taipei、 LIN Yun Ju / CHENG I Ching
学歴に大学が4つもあるなんて、勉強熱心な選手なのでしょうか。
見た目は、ショートカットでボーイッシュな感じですが、よくみると二重瞼がぱっちりです。
2、陳思羽(チェンズーユ/CHEN Szu Yu)28歳
陳思羽(チェンズーユ)選手は、台湾女子卓球の2番手で、年齢は28歳です。
台湾生まれの台湾育ちで、世界ランキングは25位。
(国際卓球連盟ランキングより)
2018年のTリーグ開幕初年度より、日本生命レッドエルフに所属していました。
レッドエルフは、平野美宇選手がいるチーム。
平野美宇さんとはチーメイトだったようですね。
現在はTリーグのリストに名前がないので退団されているようです。
陳思羽(チェンズーユ)選手はダブルスの名手と言われています。
相手に攻め込まれた時の守備にも定評があり、足を動かずに手だけで打ち返す技術があるため、体力を消費ぜず戦えるそうです。
持久戦に強いというのが持ち味のようですね。
名前:陳思羽
(チェンズーユ/CHEN Szu Yu)
生年月日: 1993年8月1日 (年齢28 歳)
出生地: 台湾 Taipei 台北市
身長: 163 cm
体重: 56 kg
学歴: 中国文化大学
所属チーム: Chinese Taipei
陳思羽(チェンズーユ)選手もショートカットヘアで、めちゃめちゃボーイッシュですね!
身長も163cmで、3人の中では一番背が高いです。
手足も長いので、遠くのボールにも手が届きそうですし、見た目にもタフそうです。
3、鄭先知(ジェンシェンチー/Cheng Hsien-Tzu)28歳
鄭先知(ジェンシェンチー)選手は、台湾女子卓球の3番手です。
台湾生まれの台湾育ちで、世界ランキングは57位。
(国際卓球連盟ランキングより)
鄭先知(ジェンシェンチー)選手は、ランキングが57位と他の二人よりは実力で劣るように見えますが、陳思羽と組んだペアで実力を発揮しています。
2021年3月の「WTT」中東シリーズ・コンテンダー ドーハ大会では、陳思羽とのダブルスで決勝に進みました。
決勝では、日本の石川佳純/平野美宇ペアに敗れましたが、決勝までコマを進める実力があるということです。
2020年の台湾選手権女子シングルスで優勝するなど、実力を伸ばしています。
東京五輪の団体戦でも、陳思羽とのダブルスで登場するのではないでしょうか。
また、
鄭先知(ジェンシェンチー)選手は、台湾の“卓球美女”として大人気です。
Instagramのフォロワー数は1.3万人超え(2021年8月時点)で、タレントさんたいなステキ女子な画像を公開しています。
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たしかに、「卓球美女」と言われるのも納得のかわいさですね!
東京五輪のプロフィール画像もスポーツ選手っぽくない、こんな画像です。
卓球ウエアではなく、普通に洋服を着た写真なのは、なにかこだわりがあるんでしょうか?学生証の写真みたい?
ボーイッシュな他の二人とは、明らかに違うキャラのようです。
・名前:鄭先知
(ジェンシェンチー/Cheng Hsien-Tzu)
・出生地: 台湾 新北市
・生年月日: 1993年4月18日 (年齢 28歳)
・学歴: 中国文化大学
・所属チーム: Chinese Taipei
卓球のプレイよりもビジュアルにも注目が集まりそうです。
とはいえ、
日本チームの三人も、可愛さでは世界トップクラスの実力なので負けてないです!
日本卓球女子、台湾選手との直近の対戦成績は?
対戦成績の前に、日本選手と台湾選手の世界ランキングを比較してみます。
・3位 伊藤美誠
・8位 鄭怡静(チェンイーチン)
・9位 石川佳純
・11位 平野美宇
・25位 陳思羽(チェンズーユ)
・57位 鄭先知(ジェンシェンチー)
<情報元>国際卓球連盟ランキング(2021年8月2日時点)
ランキングを見る限り、明らかに日本の方が格上です。
鄭怡静選手が、ランキング8位で石川佳純選手と平野美宇選手を上回っていますが、チーム全体では日本が上回っていますね。
では、過去3年間の対戦成績をみてみましょう。
2021年
「WTT」中東シリーズ・コンテンダー ドーハ大会(3月)
日本ペア(石川佳純/平野美宇) 3-0 台湾ペア(陳思羽/鄭先知)
2019年
アジア選手権大会準決勝
平野美宇 3-1 陳思羽
石川佳純 3-0 鄭先知
ITTFワールドツアー・グランドファイナル
伊藤美誠 4-3 鄭怡静
ITTFワールドツアー・オーストリアオープン
日本ペア(石川佳純/平野美宇)2-3 台湾ペア(陳思羽/鄭先知)
石川佳純 4-0 陳思羽
2018年
女子ワールドカップ 3位決定戦
石川佳純 1-4 鄭怡静
2018年に石川佳純選手が鄭怡静選手に負けていますが、それ以降は日本が勝っています。
世界ランキングの順位だけでなく、実際の対戦成績においても日本のほうが格上ですね。
日頃実力を発揮できれば、台湾ペアに勝って準決勝に進めそうです!
まとめ
今回は、
東京五輪の女子卓球の団体戦の準々決勝で対戦する、台湾の卓球選手について、強さや順位、日本との対戦成績についてまとめました。
世界ランキング順位も直近の試合成績も、日本が格上というのがわかりましたね。
とはいえ、何がおこるかわからないのがオリンピックの舞台!
日本の勝利を信じながら勝負を見守りたいと思います!
最後までお読み頂きありがとうございました。