使い捨て100円ライターは手軽に買える割に捨てる時はめんどくさい?
- 普通ゴミに出していいの?
- ゴミ回収車で爆発したらどうしよう???
と迷っているうちに、ライターが家の中に溜まっていませんか?
そこで今回は、ライターの中に残った液体(=ガス)の抜き方や、処分方法を徹底解説します!
これを知るだけで「使い捨て100円ライター」の捨て方に、もう悩むことはありません♪
使い捨てライターの捨て方ルールは?
使い捨て100円ライターの捨て方のルールは、
- 使い切って捨てる(=中身を空っぽにする)
です。
これは、ゴミ収集の際の爆発リスクを避けるためで、ほとんどの自治体がこのようなルールとなっています。
(消費者庁の資料にも明記されています。)
参考資料:消費者庁資料:「ライターは正しく捨てましょう」PDF
「中身を空っぽにするって、どうやって??」と思いますが、やってみると意外にカンタンなんですよ♪
それでは、順番にご説明しますね。
使い捨て100円ライターを捨ててみた!
捨てる手順は、たったの 3Step です!
Step 1 中身を空っぽにする
Step 2 お水に浸す
Step 3 回収ゴミに出す
実際の画像で解説します。
Step1 ライターの中身(液体ガス)を空っぽにする
事前準備
【準備するもの】ガムテープ
【作業場所】風通しのよい屋外
ガス抜き前の状態(液体ガスが残っています)
操作レバーにガムテープを貼る
レバーを押してガス抜き
1、周囲に火の気のないことを確認する
2、操作レバーを押し下げる
※着火した場合はすぐに火を吹き消す
3、押し下げたままガムテープで操作レバーを固定する
4、炎調整レバーを(+)最大にしてガスを放出
ガスが抜けるまで放置する
残量半分の場合は、20分程度で空っぽになります。
(未使用の場合は、30〜60分くらいかかると思います)
着火操作をして火がつかないことを確認
- 作業は屋外の換気のいい場所で!(室内厳禁)
- 操作レバーの固定には、ガムテームがオススメ
※ガムテープがオススメな理由は、最近のライターは、子供の事故防止のために操作レバーが固くなっていて、輪ゴムでは抑えられないからです。
Step2 お水に浸す
空っぽになったライターを水に浸します
(発火防止のために、念には念をいれて)
これで、ゴミに出す準備は完了です。
Step3 ゴミ回収にだす
ガス抜き済みのライターを中身の見えるビニールに入れてゴミに出す。
ライターの分別方法は、自治体によってまちまちです。
(日本全国、回収方法がバラバラ)
お住まいのルールにそってゴミにだしましょう。
ちなみに、
横浜市の場合は「燃やすゴミ」の日に回収です。
●豆知識●
ライターの中の透明な液体は「ブタンガス」です。
ブタンガスは、ライターの内部圧から開放されると気化します。
ですので、ライターの液体を空っぽにするには、
- 操作レバーを押し下げた状態をキープすることで、ガスを容器外に放出させる!
という方法をとります。
(未使用の状態だと30分〜1hかかる)
「操作レバーを長時間固定」するには、ガムテープを貼るのがオススメです。
やってはいけない危険行為!
以下の行為は危険なのでやめましょう!
これは絶対に禁止です!!
- 液体が入ったライターを破壊する
(爆発すると大惨事になります) - 液体ガスが入ったままゴミと混ぜて出す
(ゴミ回収車が燃える危険があります)
自分で処分するのが大変な場合
自分で処分するのが困難な場合は、自治体に相談しましょう。
たとえば、「高齢者の家から大量のライターが出てきた」などの場合です。
1〜2本程度ならまだしも、「大量」だと大変ですよね。
自治体によっては、
- 「ライターの液体が残ったまま回収してくれるところ」
- 「回収ポストが利用できるところ」
もあります。
<ここだけのはなし>
横浜市の場合は、
・(ライターのガス抜きが困難な場合は)中身の見えるビニールに分別して、ゴミにだしてもOK
と教えてもらいましたよo(^▽^)o
諦めずに、自治体に相談してみてくださいね。
使い捨て100円ライターの捨て方、まとめ
今回は、使い捨てライターの正しい捨て方をお伝えしました。
中身の液体ガスを抜く方法は、思ったよりもカンタンでしたね。
「使い捨てライターが捨てられない悩み」を解消していただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。