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代替肉の味や美味しさの口コミ評判は?原料は大豆?作り方も調査!

最近よく聞く代替肉。
読み方は「だいたいにく」)

ベンチャー企業も注目し、市場規模が急速に拡大しています。

英語で「フェイクミート」とも呼ばれています。

海外ではすでに馴染みのある食べ物ですが、日本ではまだ謎が多いですよね。

この記事では、代替肉とは何かその原料や作り方商品味の口コミを調べてみました。

なぜ代替肉を使用するのか、メリットデメリットもまとめています。

代替肉の作り方や原料や素材は?

肉の画像一体、代替肉とは何モノなのか?

原料や素材、作り方について順に説明します。

代替肉とは植物由来の食品

代替肉の画像代替肉は、動物の肉ではありません

大豆などの植物性原料を使い、肉の食感に近づけた植物由来の食品です。

また、代替肉は「フェイクミート」の他にもいろいろな呼ばれ方をしています。

【「代替肉」以外の呼び方】

  • フェイクミート
  • プラントベースドミート
  • 大豆ミート
  • 大豆肉
  • ソイミート
  • 疑似肉
  • アナログミート
  • ダミーミート

たくさんありますね~

どれも動物の肉ではなく植物由来の食品を指しています。

代替肉の原料や素材

代替肉の画像代替肉の原料や素材を見てみましょう。

代替肉は、素材から大きく2種類に分けられます。

【代替肉の種類】

  1. 大豆などの植物由来の肉
  2. 培養肉

この2種類について、説明します。

①大豆などの植物由来の肉

大豆の画像実用化されている代替肉の原料は、ほとんどが大豆です。

その中には、原料が大豆のみの肉植物性たんぱくをつなぎに使用している肉があります。

大豆の他には、小麦・エンドウマメ・ソラマメを原料とするものあります。

しかし量は少なく、大豆が多くを占めています

②培養肉(ばいようにく)

実験の画像また、培養技術を用いて育てた培養肉もあります。

動物を飼育せず、動物の細胞を組織培養することによって得られた肉のことです。

試験管肉とも呼ばれています。

しかし、培養肉はまだ試験段階で、市場には出回っていません

製造コストの課題も大きいようです。

大豆原料の代替肉の作り方

代替肉の画像大豆を原料とした、実用化されている代替肉の作り方を見てみましょう。

製造工程の画像引用:不二製油株式会社

【大豆を原料とした代替肉の作り方

  1.  搾油…大豆を皮付きのまま機械で搾油
  2.  加熱・加圧…専用の装置に入れて加熱・加圧
  3.  成型…ミンチ型・フィレ型・ブロック型などに成型
  4.  乾燥・殺菌…高温で15~20分ほど乾燥・殺菌し、自然冷却の後に梱包

引用:マルコメオンラインショップ

作り方の加工方式は、乾燥タイプ・レトルトタイプ・冷凍タイプなどがあります。

上記は、一般的な「乾燥タイプ」の製造方法の一例です。

ちなみに、乾燥タイプは一年ほど保存可能です。

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代替肉を使った商品の例

代替肉の商品画像

実際に代替肉を使った商品には、どんなものがあるのでしょうか。

例を挙げてみます。

【代替肉を使った商品】

  1. スーパーで買える代替肉
  2. 『ネクストミーツ』の焼肉
  3. ハンバーガー店のパティ
  4. アメリカ『ケンタッキー』のナゲット

順に、詳しく見てみましょう。

①スーパーで買える代替肉

代替肉の商品の画像まずは、身近にスーパーで買える代替肉の商品をメーカーとともに紹介します。

代替肉の主な関連銘柄はこちらです。

【スーパーで買える代替肉の銘柄】

▼マルコメ「ダイズラボ」

▼大塚食品「ZEROMEAT(ゼロミート)」

▼伊藤ハム「まるでお肉!」

▼日本ハム 「NatuMeat(ナチュミート)」

▼プリマハム「Try Veggie(トライベジ)」

 

すでに、多くの日本企業の商品がスーパーに並んでいます

しかし、店舗によっては商品を置いていない場合もあるようです。

その時は通販を活用するのもオススメです。

気軽に代替肉を食べてみることができますよ♪

いろいろなレシピに使えそうなところもいいですね。

②『ネクストミーツ』の焼肉

次は焼肉に使われる代替肉です。

焼肉と言えば、肉料理の中の肉料理!!

そんな焼肉にも代替肉を使った商品が登場しているのです。

注目すべきは、代替肉専門の企業である『ネクストミーツです。

展開する商品は「NEXTハラミ」や、新商品の「NEXT大判カルビ」などで、オンラインストアでも購入可能です。

【ネクストミーツ】NEXT 焼肉 カルビ2.0 大豆ミート 代替肉 プラントベース 80g×5個 (冷凍) [ 動物性原料不使用 ]
NEXTMEATS

焼肉店『焼肉ライク』でも、食べることができますよ。

③ハンバーガー店のパティ

パティの画像続いては、ハンバーガーです。

ファストフード各社でも、ハンバーガーに使われるパティに代替肉の使用を始めました。

代替肉パティのハンバーガーが食べられる主なお店はこちらです。

【代替肉パティを使用しているハンバーガー店】

  • モスバーガー
  • フレッシュネスバーガー
  • ロッテリア
  • バーガーキング

では、現在代替肉を使用している店舗を順に見ていきましょう。

モスバーガー

モスバーガーは、最も早くから代替肉商品を展開してきました。

  • 2015年 大豆パティを使用した「ソイモス野菜バーガー」を販売
  • 2020年 新たなシリーズとして「グリーンバーガー」を販売

ロッテリア

次は、ロッテリアです。

  • 2019年 大豆パティを使用したソイ野菜ハンバーガー」を販売
  • 2020年 当初はモーニング限定の販売だったが、レギュラーメニュー化

フレッシュネスバーガー

フレッシュネスバーガーも、代替肉商品を展開しています。

  • 2020年8月 大豆パティを使用した「THE GOOD BURGER」を一部店舗限定で販売
  • 2020年10月 全店での販売が開始
  • 2020年 シリーズ第二弾の「THE GOOD BURGER(アボカド)」を販売

バーガーキング

アメリカを拠点としたバーガーキングも、代替肉メニューの販売を日本で始めました。

  • 2020年 大豆パティを使用した「プラントベースワッパー」を販売

マクドナルド

ちなみにマクドナルドでは、現在代替え肉のハンバーガーは発売されていません。

しかし、代替肉のパティでできたハンバーガーを近いうちに販売すると発表しています。

④アメリカ『ケンタッキー』のナゲット

ケンタッキーのナゲットの画像引用:ケンタッキー「beyond-fried-chicken」

次は、『ケンタッキーフライドチキン』です。

アメリカケンタッキーフライドチキン(KFC)は、代替肉を使ったナゲットを一部地域で販売しました。

この植物由来のナゲットはビヨンド・フライドチキン」と呼ばれます。

テスト販売が好調だったことから、全米での販売に!

残念ながら、今のところ日本では発売の予定はないようです。

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代替肉の味や美味しさの口コミ評判は?

代替肉の画像実際のところ、代替肉は美味しいのでしょうか?

食べた人の口コミから、味の評判を見ていきましょう

美味しい!と評判の口コミ

実際に食べた人の「美味しい!」感想です。

まずは、ご紹介した『ネクストミーツ』の牛丼。

「普通においしい」のは「すごくおいしい」ってことですよね!

見た目も、本当のお肉と違いが分かりません。

次は、『プリマハム』です。

確かにおいしいそうな生姜焼き!

すべて植物由来食品のメニューのようですが、満腹感が得られそうです。

続いて『CoCo壱番屋』でも販売の代替肉。

ハンバーグ丼も、ボリュームたっぷりでいいですね。

お酒と合わせても、カロリーを抑えられそう!?

最後に『相模屋』の代替肉です。

手軽に食べられて、おいしい!

しかも、体調を調えたい人にも良さそうとのこと。

たくさんの企業が力を入れていることも分かります。

不味い!?残念な口コミ

次は、少し残念な口コミも見てみましょう。

不味くはないけど「慣れが必要」との感想でした。

普段食べているお肉と同じ、とはいかなかったようですね。

また、味が「やや微妙」という感想もありました。

お肉ソックリといってもお肉そのものではないので、敏感な人は味の違いを感じるのでしょうか。

ただ商品のタイプによっては、クセなく食べられるようです。

自分に合うものを見つけられるといいですね。

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代替肉のメリットデメリット

大豆と肉の画像新しく誕生したモノには、必ずメリットデメリットがあります。

ここでは、代替肉のメリットデメリットを確認しましょう

代替肉のメリット

メリットの札の画像まずは、メリットからです。

4つ挙げてみます。

【代替肉のメリット】

  1. タンパク質や様々な栄養をバランス良く摂取できる
  2. 低カロリー・低脂質・コレステロールフリー
  3. ベジタリアンやヴィーガンにもおすすめ
  4. 環境への負担が少ない

順に、詳しく説明しますね。

①タンパク質や様々な栄養をバランス良く摂取できる

主に大豆から作られる代替肉には、タンパク質が豊富に含まれています。

また、脂質・炭水化物をバランスよく含む他、カルシウム・鉄分・マグネシウム・亜鉛・マンガン・銅など、体内で必要となる様々な成分も摂取することができます。

動物の肉でなくても、十分に栄養が摂取できるわけです。

②低カロリー・低脂質・コレステロールフリー

代替肉に使われる大豆は、動物の肉に比べて低カロリーです。

また、大豆は加工の段階でを圧搾させるので、含まれる脂質の量もとても少なくなりま

さらには、生活習慣病の原因と言われるコレステロールが全く含まれていません

ダイエット中や健康志向の人にも歓迎されているのです。

いろいろなレシピにも応用できそうですね。

③ベジタリアンやヴィーガンにもおすすめ

動物を愛護する視点から、ベジタリアンヴィーガンになる人も増えています。

また、ゆるベジタリアンと呼ばれるフレキシタリアンや、魚介類は口にするぺスカタリアンなど、動物の肉の消費量を減らす動きが見られています。

代替肉は、それぞれの食生活やペースに合わせて柔軟に取り入れることができるのです。

④環境への負担が少ない

代替肉の製造は、畜産に比べて水の使用量温暖化ガスの排出量森林伐採が少ないのです。

そのため、気候変動や資源保全などの環境への負担が少ない言われています。

代替肉は地球の未来を守るわけですね。

代替肉のデメリット

デメリットの札の画像一方、デメリットもあります。

見てみましょう。

【代替肉のデメリット】

  1. 価格が高い
  2. 肉の栄養素は得られない
  3. 畜産業界への打撃
  4. 食品添加物が多い

こちらも順に説明します。

①価格が高い

まずは、動物の肉に比べて価格が高いことです。

コスト低減には大量生産が必要ですが、そこまで投資できる企業はまだ限られています。

当分、代替肉の価格は高値でしょう。

②動物性の栄養素は得られない

多くの栄養を含む代替肉ですが、動物性の栄養素までは得られません

また、ベジタリアンは骨折しやすいというデータもあるようです。

健康のためには、動物性と植物性をバランスよく食べる必要があるのです。

③畜産業界への打撃

代替肉と競合するのが既存の畜産業界です。

代替肉の使用が増えることによって、畜産業界は対抗策を講じる必要があるでしょう。

④食品添加物が多い?

代替肉に含まれる食品添加物について、体に悪いと心配するしている人も多いようです。

実際には、認可されて流通しているので安全性は問題ないのですが、気になるひとも多いのでしょうか。

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まとめ

今回は、代替肉についてお伝えしました。

代替肉は主に大豆を原料とした植物由来の食品でした。

今後も研究が進み、さらに身近なものになるかもしれません。

メリットやデメリットを良く理解し、自分の食生活に合わせて上手に取り入れられるといいですね

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