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かもめんたる岩崎う大は天才!?芸人&脚本家としての凄いエピソードや評価まとめ!

お笑い芸人として活躍し、2013年のキングオブコントで優勝経験もある『かもめんたる』の岩崎う大(いわさき・うだい)さん。

最近は有吉の壁などで再ブレイク中ですが、岩崎さんは芸人という枠に収まらず、劇団を旗揚げし、俳優・構成作家・脚本・演出家そして漫画家など、たくさんの顔を持っています。

芸人以外の活躍が凄まじく、業界では「天才」という声も!

そんな岩崎さんの活躍について、エピソードや評価を調べてみました。

かもめんたる岩崎う大は天才!と言われる3つの理由!

コント日本一を決める「キングオブコント」で2013年に王者の称号を手にした『かもめんたる』の岩崎う大さん。

コントの脚本は岩崎さんが書いていて、お笑い芸人としての才能も認められていますが、「天才」と呼ばれる理由はそれだけではありません。

理由は三つ!

  1. 超難関の「早稲田大学の政治経済学部 政治学科(偏差値70)」出身
  2. 劇団かもめんたるを旗揚げ!演出・脚本・監督だけでなく俳優も務める多才っぷり
  3. 『漫画家』として本も出版

それぞれ見ていきましょう。

出身高校・大学(サークル)がすごい!

岩崎さんは、中学3年の夏から高校時代にかけて、オーストラリアに住んでいました。

何でも弁護士だったお父さんが休暇として、子供の勉強も兼ねて海外生活を決めたそうです。

しかも、お父さんはお仕事の関係ではなく「海外で暮らしてみたい」と遊びの感覚だったそうですよ。

お父さんの柔軟な考えもすごいですが、岩崎さんは帰国子女だったんですね!

岩崎さんはオーストラリアの高校へ通っていたので、特技にも『英会話』をあげているほど英語はペラペラだそうです。

コントの中でも流暢な英語を披露されるネタがあり、その度にお客さんを驚かせているんだとか。

帰国後、1998年に早稲田大学に入学。

早稲田大学といえば偏差値70という超難関大学ですね!

元々お笑いに興味を持っていた岩崎さんは、早稲田入学後はお笑いサークル『WAGE(ワゲ)』に入部。

そして、相方の槙尾ユウスケ(まきお・ゆうすけ)さんと出逢います。

大学の先輩・後輩の関係だったんですね!

実は、このWAGEのメンバー、錚々たるメンツが揃っていました。

  • 小嶋よしおさん(芸人)
  • 手賀沼ジュンさん(歌ネタ王二代目チャンピオン)
  • 森ハヤシさん(脚本家:のちに『世にも奇妙な物語』と手がける)
  • 井出さん(TBSの社員)
  • 槙尾ユウスケさん(かもめんたる相方)

ほとんどの方が業界関係で活躍されていますね!

のちにWAGEは解散し、残ったメンツの小嶋よしおさんと槙尾さんで3人でユニットを組みます。

が、本腰入れて活動を決めた時期に、小嶋よしおさんはピンで驚くスピードで先に売れてしまう事態に。

岩崎さんは、「嘘だろ、こんなことあるんだ」と素直に思ったそうですが、

とにかく大会に優勝しようと残った槙尾さんとお笑いコンビ『かもめんたる』を結成!

6年後、見事キングオブコントでチャンピオンに輝きます!

舞台関係の才能

岩崎さんの肩書きは自身のコラムでも、

僕はコントを中心としたお笑い芸人である傍ら役者であり、劇団の演出家でもあり、脚本家であり漫画家です

引用:さくマガ「岩崎う大」

と自己紹介されるほどその活躍は多方面です。

一つ、付け足すと「構成作家」もされています。

こんなに幾つもの顔を持つお笑い芸人はそういませんね!

脚本家

岩崎さんはこれまでにドラマ映画配信ドラマ、果てはアニメまで!様々な脚本を手掛けてきました。

<ドラマ>

  • 世にも奇妙な物語 ’17春の特別編「赤」(2017年4月12日・フジテレビ)
  • 戦慄女子 第2話・第5話(2018年8月25日・10月13日、・エンタメ~テレ)
  • 脚本芸人 第3夜(2022年6月24日・フジテレビ)

<映画>

  • 燃えよ!失敗女子 (2019年・ユナイテッドエンタテインメント)

<配信ドラマ>

  • THE LIMIT 第3話「ユニットバスの2人」、第5話「切れない電話」(2021年、Hulu)

<テレビアニメ>

  • あはれ!名作くん(2016年4月8日 – 、NHK Eテレ)

共通して言えるのは、岩崎さんの作る脚本はどことなくエッジの効いた作品が多いところでしょうか。

Eテレで放送されている『あはれ名作くん』

子供向けとは思えないほど、シュールです!

俳優として出演

岩崎さんは、自分が手掛けた脚本のドラマで俳優としても出演されています。

  • 「監察医 朝顔」(2020年11月)スピンオフドラマ「森本刑事のオジさん監察日記」脚本/秋山丈 役
  • 「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」(2020年7月)脚本・出演/おしゃ子の父・イエーガー洒落夫 役

「おしゃ家」はシーズン2から監督としても参戦!

裏方も表舞台も全てに関われる才能、「天才」と呼ばれるのも納得です!

構成作家

岩崎さんは、子供向け番組「ニャンちゅう」(Eテレ)で、“構成作家”としても活躍されています。

構成を担当しているのは2018年の4月からで、デビュー作は「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」

ニャンちゅうが、宇宙人のタラスズ、ベラボラと一緒に、地球の魅力を発信するよ!月の放送カーから、全宇宙にむけて楽しく放送チュー!

ということで、世界の地域の子供たちと一緒に楽しめる内容になっています。

岩崎さんはお子様も3人もいますから、子供目線で考えるのが得意なのかもしれませんね!

漫画家としての活動

岩崎さんは、舞台関係だけでなく漫画家としての顔も持っています。

多才すぎますね!

それが2018年7月27日に発売された『マイデリケートゾーン』です。

↓  ↓  ↓

こちらの漫画は、2017年5月から2018年4月まで、エブリスタのWEB漫画サイト『コココミ』で連載されていたもの。

岩崎さんは、この漫画を執筆するにあたって

岩崎う大さん
岩崎う大さん
芸人が描く漫画だとなめられない漫画にする!

と決意表明したそうです。

その意気込みたるや、なんと『芸人人生を賭けて命懸けで漫画に取り組む』ほど!

しかし、出版に至るまでに様々なことも起こります。

  • 初期の手書き原稿紛失
  • ボツネーム、数多くの描き直し
  • 完成させたら製版所からダメ出し
こうした試練を2年経て、『ヤバすぎる新人漫画家』として単行本デビューを果たしました。
岩崎さんの考える「不条理」を全力を漫画にぶつけているようです!
この漫画、かもめんたるファンにはもちろん、各お笑い芸人たちから好評を博しています。

各方面で絶賛の嵐!

まずは同じ芸人たちからのTwitterでのコメントを集めてみました。
ジャングルポケットの太田さん↓

かまいたち山内さん↓

NONSTYLE石田さん↓

そして、なんとあの『進撃の巨人』の諌山創(いさやま・はじめ)先生も大絶賛!
諫山先生のブログには、

やっぱり「う大」さんは天才だし「本物の人」にも見える
・・・けど同時に可愛さもある、と思うんですがね…

引用:諫山創ブログ

と、岩崎さんを讃える内容が書かれていました。

プロの漫画家にまで認められている岩崎さんの才能はすごいの一言です!

かもめんたる岩崎う大の芸人&脚本家の凄いエピソード

岩崎さんの精巧なネタ構成や独自の世界観は、芸人たちから高い評価を得ています。

岩崎さんは、2019年から『キングオブコント』のネタ評を書き、その的確で“コント愛”あふれる分析が大反響!

2021年1月に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!』に出演した際、『キングオブコント』準決勝で敗退したコント師が集結。

う大先生に評価してもらいたい

と、その名も「キングオブう大」を開催し、話題になりました。

芸人たちからのお笑いの信頼が絶大ですね!

『劇団かもめんたる』の実績がすごい!

岩崎さんは芸人活動と並行して、2015年に『劇団かもめんたる』を旗揚げし、脚本の素晴らしさに高い評価を得ています。

劇団かもめんたる とは

岩崎う大が原作・脚本・演出を務め、オーディションを通じて所属となった劇団員やゲストの俳優とともに演劇世界を開拓する。

個性豊かな俳優陣を迎えて送るロングコント・演劇団です。

同業者の先輩である演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチさんからも

ケラリーノ・サンドロヴィッチさん
ケラリーノ・サンドロヴィッチさん
演劇ファンにこそ観てもらいたい。こうした得体の知れないベクトルのエネルギーで笑いを志す劇団は、近年珍しいのではないか。

と言わしめています。

そして、

第8回公演「GOOD PETS FOR THE GOD」

第9回公演「君とならどんな夕暮れも怖くない」

この2作品が、演劇界で最も歴史と知名度のある「岸田國士戯曲賞」の候補作に2年連続でノミネート!

連続でノミネートされたことに対して岩崎さんは、「2年連続っていうのがでかいですよね」とコメント。

自身の劇団が世に認められたという評価に満足げな様子だったようです!

かもめんたる岩崎う大が芸人脚本家になった理由

岩崎さんは、芸人でいる自分に限界を感じ、違う世界で勝負したいと思い脚本家を目指しましたみたいなんです。

岩崎さんは芸人として同じ業界から実力が認められていますが、バラエティ番組でのトークについては「才能がない」と語っています。

キングオブコント優勝前のインタビューでは、心境を語っており、

「優勝した後にどうしたらいいのかが、分からなかった」

「素の自分で笑いを取るのが苦手だ」

優勝するかもしれない嬉しさと同時に「不安に駆られた」のだとか。

優勝時の囲み取材でも「何か面白いことを言わないといけない」と思うと「恐怖」を感じたほどなのだそう。

そのため、優勝後しばらくはバラエティには馴染まず、次第にフィーバーは収束していきます。

岩崎さんはのちのインタビューで、

当時は自分にとっての“正しい場所”にいないんだろうなっていう感覚があったんです。

テレビのバラエティー番組は、自分が収まるべき場所じゃないっていう。

だったら場所を変えるために、どうにか動かなきゃいけないんだろうなって。

劇団かもめんたるをはじめたのも、そういうことです。

でも脚本の仕事は、大変ではあるけれど、やりがいはあるというか、勝負をするべき場所なんだなっていうのは感じています。

引用:朝日新聞

岩崎さんにとって脚本家としての活動に自分の居場所を感じているようですね。

これからは、舞台やドラマの脚本家として目にする機会が増えていきそうですね。

まとめ

今回は、岩崎う大さんの芸人として活動する傍らで、舞台の裏方としての活躍をお伝えしてきました。

芸人としての才能を評価されながらも、素のトークで人を盛り上げる力はないと感じ、劇団を旗揚げした岩崎さん。

精巧に笑いを作り上げるプロフェッショナルとしての才能を開花させ、活躍の場を広げています。

脚本家、演出家、監督、俳優そして漫画家。

多くの才能に恵まれた岩崎う大さん。

今後も芸人の枠にとどまらない活躍を期待しています。

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