マスク生活がすっかり日常とりましたが、
「布(ぬの)マスク」の
- ファンデーションや口紅がマスクについてしまう
- 洗うのが面倒くさい
は、女性にとって悩みの種ですね。
厚労省・経産省から「布(ぬの)マスクご利用のみなさまへ」というYouTube動画が公開されていますが、
「この洗い方で、メイクはどれくらい落ちるの?」と気になった方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、動画「布(ぬの)マスクご利用のみなさまへ」の通りに洗ってみた結果を、実際の画像と共にお伝えしようと思います。
布マスクの正しい洗い方は? 使うものは? 厚労省・経産省提供のYouTube動画でおさらいしてみる
「布マスクの洗い方」の動画版
先日、厚労省・経産省から公開された「布マスクの洗い方」の動画はこちらです。
今回は、この動画を参考にして「布マスク」を洗ってみました。
▼動画「布(ぬの)マスクご利用のみなさまへ」(3分29秒)
「布マスクの洗い方」のテキスト版
※動画の内容を抜粋しました
布マスクを洗うために使うもの
・衣料用の洗剤
・塩素系漂白剤
・タオル
・大きめの桶
・台所用手袋
・洗濯バサミ
洗い方手順
1、桶に衣料用の洗剤を入れる
2、洗剤に10分浸す
3、軽く押し洗い
<ポイント:もみ洗いをしない>
4、水道水ですすぐ
5、水気を切る
6、塩素系漂白剤を入れる ※水1Lにたいして15ml
7、塩素系漂白剤に10分浸す
8、塩素系漂白剤を水道水ですすぐ(2回すすぐ)
9、タオルで水気を取る
10、日陰で乾かす
以上が、厚生労働省と経済産業省が制作した「布マスクの洗い方動画」の内容です。
では、実際に洗ってみしょう!
お化粧で汚れた布マスクを実際に洗ってみた!ファンデーションや口紅の汚れは取れるのか?画像で検証
ここからは、
「お化粧で汚れた布マスク(ファンデーションと口紅)」を、動画のやり方で洗ってみた結果です。
▼洗う前のマスクはこちら(綿100%のガーゼマスク)
マスクにファンデーションと口紅がついています!
(お見苦しい画像ですみませんm(_ _)m)
洗濯用洗剤で洗う
1、桶(洗面器)に衣料用の洗剤を入れる。
洗剤は、エマール(花王kao)を使いました。念のため計量スプーン使用。
2、10分浸します
3、軽く押し洗い
3分後には、汚れがかなり落ちてます!
4、水道水ですすぐ
10分経ったらすすぎます
5、水気を切る
かなりの汚れは落ちたのですが、口紅とファンデーションが少し残っていてます。
では、次の工程(漂白・除菌)に進みましょう!
塩素系漂白剤(キッチンハイター)で漂白・除菌する
6、キッチンハイターを入れる ※水1Lにたいして15ml
7、キッチンハイターに10分浸す
8、水道水で2回すすぐ
9、タオルで水気を取る
布マスクのを乾燥させる
10、日陰で乾かす
▼乾燥後のマスクはこちら(口紅の赤い色が少し残っています)
布マスクの汚れ(ファンデーションや口紅)が落ちない時の対処法は?
実際に洗ってみると、
厚労省・経産省が推奨する布マスクの洗い方では、お化粧メイク(ファンデーションや口紅)が少し残ってしまう
ことがわかりました。
化粧品の成分には、油分などの落ちにしくい成分が含まれているからでしょうか?
布マスクについた口紅やファンデーションを洗う場合の注意点
一般的には、布についた油分を含む汚れには、「食器用洗剤」や「クレンジングオイル」などを使うのが効果的と言われています。
ネット上には、
- クレンジングオイルをつかう
- ボディソープをつかう
- オキシクリーンをつかう
- 洗濯石鹸で洗う
など、いろんな情報が溢れていますね。
みなさん、いろんな工夫をされているようです。
ただ、注意が必要なのは、マスクは直接肌に触れるものですし、マスクを通して吸い込まれた空気が口や鼻から体に入るということです。
マスクの汚れを完璧に落とそうとして強い洗剤を使い、皮膚トラブルを起こしたり健康被害がでては、本末転倒になりかねません( ;∀;)
そのあたりのバランスが難しいですね。
汚れを落とそうとしてむやみに強い洗剤をつかわない
- マスクは直接肌に触れるもの
- マスクを通して吸い込まれた空気が口や鼻から体に入る
を忘れずに。
布マスクのファンデーションや口紅は部分洗いで落とす方法
布マスクの口紅やファンデーションがどうしても気になる時は、汚れた部分だけに限定して部分洗いをしましょう。
おすすめなのは、
- いつも使っているメイク落とし
- 洗濯石鹸
のいずれかです。
古い歯ブラシなどを使って、そっと撫でるように洗いましょう。
注意点は、力を入れてゴシゴシこすらないことです。
ゴシゴシ擦ってしまうと、布の表面が毛羽立ってしまいマスクを装着したときにチクチクしたり肌刺激になるので避けましょう。
個人的には、ウタマロ石鹸がおすすめです。
理由は、「安全性が高いこと」「汚れ落ちが良いこと」「コスパが良いこと」などです。
布マスクにファンデーションや口紅がつなかい工夫は?
布マスクについてしまったメイク汚れをおとすのは、なかなか手間がかかりそうです。
布マスクを毎日つけるとなると、部分洗いも面倒ですよね。
それなら「汚れがつかない工夫」をしたほうがよさそうです。
例えば、
・布マスクの内側に使い捨てガーゼを当てる
・布マスクの内側にキッチンペーパーを当てる
なども、併せて工夫するとよいですね。
マスクの内側に当てる使い捨ての「フィルターシート」もいろんな種類が売られているので、利用してみるのもおすすめです。
安価なものから、高機能なものまでいろいろありますのでチェックしてみてください。
布マスクの洗い方をガチ検証した結果のまとめ
今回は、
先日公開されたYouTube動画、「布(ぬの)マスクご利用のみなさまへ」(厚労省・経産省))を参考にして、実際に、布マスクを洗ってみました。
その結果、メイク汚れ(ファンデーションや口紅)は落ちにくいことがわかりました。
結果をみて、ガッカリした方も多いかもしれませんが、薄く残る口紅跡くらいなら多少目をつぶるのもアリかもしれません。
なぜなら、雑菌そのものは、塩素系漂白剤(ハイター)で除菌できているからです。
「見た目の汚れ(メイクの色素の残留)」と「衛生上の汚れ(雑菌)」をわけて考えて、淡く口紅の色が残っていても「あまり気にしない」くらいのほうが精神衛生上ラクかもしれませんよo(^▽^)o
(あくまでも私個人の考え方ですm(_ _)m)
なにより、まだまだ続くマスク生活のストレスフルな状況を、少しでも「ラクに安全にすごす」ことが大切です。
なんとか今の状況を乗り切りたいですね。
この記事が、すこしでも皆様のお役にたてると幸いです╰(*´︶`*)╯♡
▼「新型コロナウイルス感染対策ページ」内閣官房
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html
これからのマスクは、暑さ対策がポイントですね!
ご参考になれば幸いです!
▼ハッカでマスクをリフレッシュ!