お風呂の黒ずみや黒カビ、しつこい水垢のこびりつき・・・。
いつの間にか増えてませんか?
お風呂の床やタイル、浴槽や排水溝などの、黒ずみ・黒カビ・水垢は、ちょっと気を抜くとどんどん増殖して、本当に悩みの種ですね。
でも、大丈夫!
そんな時、ウチではいつも、キッチンハイターをカビ取りに使っています。
たったの30分塗っておくだけで、キッチンハイターでお風呂の黒ずみや黒カビはとれるんです!
お風呂もキッチンも、この一本ですむので楽ちんですよ♪ まさに最強!
そこで今回は、キッチンハイターでお風呂の黒ずみやカビ取りをする方法や注意点などを、実際の写真とともにお伝えします!
キッチンハイターがお風呂の黒ずみやカビ取りに最強な理由
お風呂の黒ずみや黒カビ退治というと、お風呂用のカビハイターやカビキラーを思い浮かべると思うのですが、
実は、キッチンハイターでキレイに取れるんです!
ご存知でしたか?╰(*´︶`*)╯♡
「キッチンハイターはキッチン専用でしょ?お風呂にはカビハイターではないの?」と思いますが、
基本的な成分はさほど変わらないのです。
キッチンハイターと強力カビハイターの主な違い
「キッチンハイター」と「強力カビハイター」との違いは、ざっくりいうと「泡調整剤と香料」の有り無しです
「キッチンハイター」と「カビハイター」の成分の主な違いを表にしてみました。
キッチンハイター | カビハイター | |
漂白剤 | ● | ● |
アルカリ剤 | ● | ● |
界面活性剤 | ● | ● |
泡調整剤・香料 | ー | ● |
表を見てわかるとおり、泡調整剤と香料以外の機能は、「キッチンハイター」にも含まれているんです。
共通で含まれているのは以下の3つです。
- 漂白剤
- アルカリ剤
- 界面活性剤
「カビハイター」の場合は、この3つに加えて、以下の2つが含まれているんですね
- 泡調整剤=液体をスプレーして泡にすることで付着時間を長くする
- 香料=塩素の「ツン」とする匂いを抑制
お風呂のカビ用に工夫された商品なので、さすがです。
とはいえ、裏をかえせば、カビ取りの効果はキッチンハイターでもさほど変わらいということです。
これは、私個人の印象ですが、むしろキッチンハイターを使ったほうがスッキリ白くなる気がします。
(カビハイターよりも高濃度だからでしょうか?)
キッチンハイターを使うメリット
キッチンハイターのメリットは、
・お風呂もキッチンも、キッチンハイターだけでOK!
という点です。
実際に、使ってみて、その効果は実証済み╰(*´︶`*)╯♡
では、実際の使い方をご紹介しますね!
キッチンハイターをお風呂の黒ずみやカビ取りに使う場合の手順や、つけ置き時間はどれくらい?
キッチンハイターを使った、お風呂の床・タイル・浴槽のカビ取りの手順は、
- キッチンハイターを薄める⇨塗る
- 放置する
- 洗い流す
の、3Stepです。
では、詳しくみてみましょう!
キッチンハイターを薄める→塗る
キッチンハイターは薄めて使います(原液はNG。濃すぎるから)
<うすめ方と塗り方>
- 原液にお水を足して、3倍くらいに薄める
(あくまでもウチの場合はですが) - ハケを使って、黒カビに直接ぬる
・ハケはシリコン製(百均でOK)で塗るのがおすすめ。ハケで塗ると飛沫が飛び散らないのでおすすめです。
※獣毛ハケはNGです(毛のタンパク質が溶けてしまうから)
キッチンペーパーの上からハケでぬり、その上をラップで覆うと、さらに効果UPです。
↓こんな感じ
30分間つけおき(放置)する
- 塗り終えたら、そのまま30分程度つけおき(放置)します。
(黒カビの落ちぐあいをみて調整する)
水で洗い流す
- 30分経過したら、お水で流します。
(注意)キケンなのでお湯は使わないこと!(蒸発したハイターを吸い込んでしまうから)
キッチンハイターは排水溝やお風呂のフタや浴槽でつかえるの?
排水溝やお風呂のフタ、浴槽でも使えます。気になる部分に塗ってくださいね。
ただし、ハイター液が流れてしまう場所は工夫が必要です(例えば、お風呂の壁面など)
その場合は、
- キッチンペーパーの上から塗って、ラップで覆う
がおすすめです!
キッチンハイターを使った「カビ取り前」と「カビ取り後」を、画像でご紹介!
わかりやすいように、ゴムパッキン部分で比較しますね。
<カビ取り前>
<カビ取り後>
<カビ取り前>
<カビ取り後>
どうでしょう! この効果!!
黒カビがキレイにとれて、白いゴムパッキンが復活しました!!o(^▽^)o
準備するもの、作業の注意点
さて、効果抜群のキッチンハイターですが、カビ取り前には以下の準備がおすすめです。
<準備するもの>
- ゴム手袋、マスク、メガネ
(液体がカラダに付着するを防ぎます。特に手袋は必須!) - ハイターを希釈する容器
- バスブーツ
- 飛び散ってもいい服装(ハイター液が付着すると脱色してしまうから)
ビニールエプロンか掃除用の服がオススメです。
<安全上の注意点>
- 眼にいれない(少量でも失明のキケンが!)
- 液体を直接触らない(手がカサカサに!)
- お湯で希釈しない(お湯の蒸発で、ツンとした刺激臭や湯気を吸い込むキケンが!)
- 他の洗剤と混ぜない(有毒ガスが発生するキケンが!)
- 換気する
<効率よくカビをとるには>
- 湯垢や汚れを落としておく
- 塗る箇所を乾燥させておく
などです。
お風呂の床の黒ずみが、キッチンハイターで取れないときはどうする?
さて、キッチンハイターで床の黒ずみが取れるとご紹介したのですが、全ての黒ずみが取れるわけではありません。
というのは、実は、お風呂の床の黒ずみの原因は2種類あるからです。
- 黒ずみの原因が、カビの場合
- 黒ずみの原因が、皮脂汚れなどの場合(=アルカリ性)
の2種類です。
床の黒ずみの原因が「カビによるもの」だったら、キッチンハイターで落とせますが、「皮脂汚れが固まってできたもの=アルカリ性」である場合は、キッチンハイターでは取れません。
(キッチンハイターの濃度を高めても効果ないのでご注意を)
ですので、
- 皮脂汚れでの黒ずみ(=アルカリ性)には、クエン酸などの酸性洗剤が有効です
これは、「水垢(アルカリ性)」の対策と同じ考え方ですね。
繰り返しますが、キッチンハイターで黒ずみが取れない場合は、「黒ずみの原因が皮脂汚れの可能性が高い」です。
日にちをあけてから、「クエン酸」などの酸性の洗剤で試してみてくださいね。
キッチンハイターで水垢もキレイになる?
さて、お風呂といえば、黒カビのほかに「水垢(白いこびりつき)」も気になりますよね!
この水垢(白いこびりつき)は、キッチンハイターで取れるのでしょうか?
答えは、
- キッチンハイターで、水垢(カルシウム分による白いこびり付き)は取れません!
残念〜っ!!!
その理由は、水垢(白いこびり付き)は水道水に含まれるカルシウムやマグネシュウムが固まったもので、その性質は「アルカリ性」だからです。
つまり、「アルカリ性の水アカ」を、「アルカリ性のキッチンハイター」で落とすことはできません。
では、水垢はどすれば取れるの?」とギモンですよね?
あきらめなくて大丈夫です!
アルカリ性の「水垢」には、「酸性」をつかうとキレイに落とすことができます。
「酸性」で代表的なのは、「クエン酸」などですね。
水垢を取るのは、また日を改めて、チャレンジしてみてくださいね╰(*´︶`*)╯♡
お風呂の黒ずみやカビ取りでキッチンハイターが最強な理由まとめ
今回は、お風呂の黒ずみやカビ取りにキッチンハイターが最強!とご紹介しました。
その理由をざっくりまとめると
- 家にあるからカビハイターを買い足す必要がない
- 効果がある
- 使い方がカンタン
でしたね。
キッチンハイターを、お風呂のカビ対策にもぜひ使ってみてくださいね!
キッチンハイターの詳細(kaoの公式ホームページ)はこちらです。
▼ハイター製品一覧(Kao)
https://www.kao.com/jp/haiter/index.html