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お守りを自宅で捨てるのはバチ?ゴミ箱に処分する際の注意点やマナーまとめ!

神社やお寺に行くとついつい買ってしまう「お守り」

いざ捨てるとなると「ゴミ箱にポイ」ではバチが当たるのでは?と心配です。

かと言って、お守りを捨てるだけのために神社やお寺に出向くのも億劫。

そこでこの記事では、お守りを捨てる方法心得についてまとめました。

神社のお守りを自宅で捨てるとバチがあたる?ゴミ箱に入れても大丈夫?

ゴミ箱の画像引用:デジャブロ

結論から言います。

お守りは、自宅で捨てて大丈夫です。(ゴミ箱でOK!)

バチは当たりません。

ゴミ箱に入れ、燃えるゴミの日に出しましょう。

▼よくある残念なケース

・何のお守りかも分からず、無造作に放置

・神棚に置いたものの、ほこりまみれ

・机の奥などにしまい込み、存在すら忘れる

これらのほうが、よっぽどバチ当たりだと筆者は思います。

お守りにこんな惨めな思いをさせてはいけません。

感謝の気持ちを持って、しかるべき方法で手放しましょう。

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お守りをゴミ箱に入れる前にやっておく注意点

自宅でお清めの画像実際にやってみました!

お守りをゴミ箱に捨てる前にやっておくのは、塩でお清めをする

これだけです。

お清めの方法も、とっても簡単です。

塩の画像

用意するもの

  • 白い紙(和紙や半紙、コピー用紙や広告の裏でもOK)
  • 塩(料理に使う食塩でOK)

 <捨て方手順

  1. 用意した紙の上にお守りを置く
  2. 塩をお守りの左に1回・右に1回・もう一度左に1回かける
  3. そのまま紙でお守りをつつむ
  4. お守りに「ありがとうございました。」と言う

机や床など、平らな場所で行います。

塩はそれぞれ一つまみ程度です。

最後に言葉を添えることで、感謝の気持ちが込められますね。

昔の人は、塩を神聖なものだと考えました。

古事記の物語によると、イザナギノミコトという神様が自分の身を清めるために、海水を使ったとされています。

「古事記」のイザナギノミコトの物語

黄泉の国から帰られたイザナギノミコトは海水につかって身を清めた

引用:株式会社サン・ライフ

塩は、その海水から作られますよね。

そのため塩にも、清めの効果があると信じられたようです。

塩は海水から作られるので、神様が清めにつかった海水から取れる塩にも清めの効果があると信じられた

引用:心に残る家族葬

神様が身を清めた塩。

だから、今でもお清めには塩が使われるのですね!

さて、お清めが終わったら、お守りは燃えるゴミとして出すことができます。

ここまできたら、心置きなく自宅で捨てる心境になったのではないでしょうか。

あなたを今日まで守ってくださった「お守り」です。

最も大事なことは、お守りに感謝の気持ちを込めてから捨てることです。

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お守りを捨てるタイミングは?有効期限はあり?

お守りの画像

お守りの有効期限は1年と言われています。

捨てるタイミングは2つです。

  • お守りを手にした日から約1年
  • 結果が出たタイミング

お守りは、手にした日から約1年でご利益がなくなるとされています。

そのため、購入してから1年経ったら、捨てる時期です。

鎌倉時代の伊勢神宮の使いが、1年かけて日本各地の神札を交換したのが由来だそうです。

お守りの有効期限が1年といわれるようになった由来

かつて、鎌倉時代に伊勢神宮の使いが1年かけて日本各地を周り、神札を回収して新しいものと交換していました。その名残が今でも残っており、お守りの有効期限が1年といわれるようになりました。

引用:すぐ片付け隊

1年間所有していたお守りは、その分の厄を受けています。

そのため神仏の力が弱まってしまい、それ以上長く所有していると悪い気を呼び込んでしまうともされています。

また、古いお守りを持ったまま新しいお守りを購入しても、よい運を受けることができません。

1年を経過したら、感謝の気持ちを伝えて早めに捨てることをおすすめします。

お守りの画像

しかし中には、合格祈願や安産祈願、恋愛成就などでお守りを購入することもありますよね。

その時は、結果が出たタイミングでお守りを捨てます。

これらのお願い事は、1年以内に結果が出ることが多いです。

結果が出たら、お守りに感謝の気持ちを伝えてから捨てましょう

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お守りを処分する一般的な方法やマナー

お寺の画像

お守りを処分する方法を、7つ紹介します。

  1. お守りを買った神社やお寺に返す
  2. 近くの神社やお寺で処分
  3. 郵送して希望の神社やお寺で処分
  4. 地区のどんど焼でお焚き上げ
  5. 自宅で焼却
  6. お焚き上げサービスのある不用品回収業者へ依頼
  7. 燃えるゴミとして処分

一つずつ、見ていきましょう。

お守りを買った神社やお寺に返す

買った場所へ、直接持っていく方法です。

最も基本となる方法です。

近くの神社やお寺で処分

買った場所が遠方の場合は、近所の神社やお寺に返します。

神社のお守りは神社へ、お寺のお守りはお寺へ持っていきます。

お寺は同じ宗派のところへ返すようにしましょう。

郵送して希望の神社やお寺で処分

近所で返すところがない場合は、郵送で返すこともできます。

事前に電話で確認してから、郵送するようにしましょう。

地区のどんど焼でお焚き上げ

地区のどんど焼でお焚き上げをしてもらいます。

自宅で焼却

庭など安全に焼却するスペースがある場合は、自宅で焼却しても大丈夫です。

危険のないよう、また近隣の迷惑にならないよう、十分に注意して行いましょう。

お焚き上げサービスのある不用品回収業者へ依頼

お焚き上げサービスのある不要品回収業者もあります。

必要であれば、依頼してもいいでしょう。

燃えるゴミとして処分

この記事で紹介した、自宅で燃えるゴミとして捨てる方法です。

お守りに対する正しい言葉づかい

× 買う →  授かる 受ける

× 捨てる 処分する →  お納めする 返納する

本来は、「捨てる」「処分する」ではなく、「お納めする」「返納する」と言います。

正しく言葉を使えると、お守りへの感謝の気持ちをより一層込めることができそうですね。

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まとめ

今回は、お守りを捨てる方法や心得についまとめました。

自宅で捨てもバチは当たりません。

心配は不要です。

大切なことは、感謝の気持ちをこめることです

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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