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秋山黄色プペル挿入歌「 夢の礫」の読み方と歌詞意味を解釈!

秋山黄色 夢の礫 歌詞意味

秋山黄色(あきやま・きいろ)さん作詞作曲の「夢の礫(ゆめのつぶて)」は、映画「えんとつ町のプペル」の挿入歌として書き下ろされた楽曲です!

映画を観た方は、プペルとルビッチの心がすれ違う雨のシーンに泣けたのではないでしょうか?

楽曲と歌詞が映画の世界とピッタリ重なって、素晴らしい効果を演出していましたね!

「夢の礫」の漢字は「ゆめのつぶて」と読みます。
「れき」ではありませんのでご注意を!

この記事では、

  • 秋山黄色さんの「夢の礫(ゆめのつぶて)」の歌詞の意味は?
  • 秋山黄色が「夢の礫(つぶて)にこめた思いとは?

について考察していきたいと思います!

秋山黄色さんの「夢の礫(ゆめのつぶて)」の読み方や歌詞の意味は?

映画「えんとつ町のプペル」の挿入歌『夢の礫(読み方:ゆめのつぶて)』

MV動画はコチラです(MVの中に歌詞が表示されています)

↓  ↓  ↓

▼夢の礫(ゆめのつぶて)

https://youtu.be/KVlhWSg9Kes

秋山黄色 公式YouTubeより

タイトル「夢の礫」は”ゆめのつぶて”と読む

ではまず、曲タイトルの「夢の礫(ゆめのつぶて)」について考えてみましょう。

「礫(つぶて)」とは、小石(こいし)の意味です。

「れき」(例:瓦礫/がれき)ではなく、「つぶて」と読ませることで、「一粒の小石」のイメージとなっています。

歌詞の内容からみても、たくさんの小石の粒(れき)というよりは、手のひらに握りしめた「一粒の小石=つぶて」の方がイメージにピッタリきますね。

この「つぶて=一粒の小石」は、映画の主人公にとって夢をつなぐかけがえのないアイテムになります。

日常生活では「つぶて」はあまり聞き慣れないコトバですが、映画などの心象風景を象徴しやすいアイテムなのかもしれません。

例えば、ジブリ映画「もののけ姫」でも小石のことを「つぶて」と表現していましたね。

礫(れき、つぶて、こいし)

小さい石。こいし。 粒径2ミリ以上の岩石の破片。

情報元:weblio辞書

「夢の礫(ゆめのつぶて)」の歌詞の意味を考察してみた!

夢の礫(つぶて)

作詞:秋山黄色
作曲:秋山黄色
歌唱:秋山黄色

▶︎歌詞全文はこちら

「夢の礫」は、映画「えんとつ町のプペル」の挿入歌として秋山黄色さんが書き下ろた楽曲のため、曲の世界観やストーリーが映画の内容とリンクしています。

映画「えんとつ町のプペル」のあらすじを簡単に紹介すると、

映画「えんとつ町のプペル」あらすじ

「えんとつ町」に住む人は、黒い煙で覆われた空しか知らず、輝く星をみたことがありません。

星の存在を話題にするだけで「嘘つき呼ばわり」される世界。

そんな中、少年ルビッチは「星はある」と言い残して死んだ父の言葉を信じて、星をみようと行動します。
この時、ルビッチが出会ったのが「ゴミ人間プペル」

意気投合して友達になった二人ですが、物語の中盤、些細な誤解から二人の友情に亀裂が生まれてしまいます。

※このシーンで流れる挿入歌が「夢の礫(ゆめのつぶて)」です。

やがて誤解がとけ、二人はより以前よりも強い絆で結ばれます。

そして最後は、「輝く星をみることができた!」というストーリーです。

注)絵本「えんとつ町のプペル」は全ページ無料公開中(▶︎こちらからみれます

挿入歌「夢の礫」が流れるのは、主人公「ゴミ人間プペル」と「ルビッチ少年」が、お互いの誤解から気持ちが離れ離れになってしまう切ないシーンです

二人の哀しい心の動きが、挿入歌でよりいっそう深く表現されています。

▼土砂降りの雨の中、ルビッチ少年のブレスレットを探してドブ川を彷徨う「ゴミ人間プペル」

▼失意の中でトボトボと歩くルビッチ少年。

二人はまるで歌詞のように「夜よりも暗い」気持ちの中にありながらも、それぞれに大切なものを探し続けます。

冒頭の歌詞は「大切なものを奪われたくない気持ち」「探していいる夢が空にうかんでいる」様子を表現しています。

失意と暗中模索の中にあって「信じるのは自分」といい聞かせて、なんとか踏ん張っているんですね。

「星を探している」の部分にこめられた意味は、

  1. 「えんとつ町」の煙の上にある星を探している
  2. 星になった父ちゃんを探している
  3. 自分の夢や目標を星になぞらえている

の3つの意味がこめられているように思えます。

②は「星はある」と言った父ちゃんの言葉を信じて行動するルビッチ少年の気持ちで、亡くなった父ちゃんに「それ(星)があなただと信じている」にも繋がりますね。

  • 上手くいかない様子
  • すれ違いのもどかしさ
  • 不器用さ

「ガラクタみたいな心」と表現されています。

「ガラクタ=ゴミ人間」にも繋がっていて、秋山黄色さんのセンスがすごいですね!

挿入歌「夢の礫」のシーンが転換点となり、やがて二人の誤解が解け、

そして最後には、「えんとつ町」の黒い煙が吹き飛ばされて美しい星空がみれるという結末を迎えます。

「夢の礫」は、物語の大事な転換点の役割を果たし、結末への導線にもなっています。

「僕らだけに見えている世界」とは、黒い煙の上には綺麗な星空があるということであり、真実や夢や希望を意味していると思われます。

そして最後、

「他人にとって意味のないこと」だとしても、夢を諦めない(離せない)と表現しています。

映画は「♪夢の礫」のあと、クライマックス向かって一気に加速します。

歌詞の最終行ではこの言葉で締めくくられます。

「光の粒」は、映画のクライマックスで登場する「輝く星空」や「ルビッチ少年のブレスレット(=父のかたみ)」にもリンクしています。

はぴ
はぴ
「光の粒」でそれらすてを表現しきった秋山黄色さんのコトバのセンスはまるでマジックですね!

映画「えんとつ町のプペル」の廣田監督も

  • 心情を表現するために、もっとも音楽の比重が大きかったシーンを見事に演出してくれた
  • あまりにハマっていて鳥肌が立った

と、大絶賛されています。

監督総指揮の西野亮廣さんによると、「夢の礫」が素晴らしすぎてこの曲をフルで流すためにこのシーンの尺を増やしたのだとか!

挿入歌の歌詞が、まるで台本のセリフのように、ハマり切っていて、

西野亮廣さんに

(曲を)ラフでもらったときからほぼ完成していた。直すところがほとんどなかった。秋山黄色さんは天才ですよ。

と言わせるほどです。

「夢の礫」は、映画を観ていない人の心にも刺さる内容になっています。

  • 夢を追いかけている人
  • 夢を諦めたくない人
  • 上手くいかないなかでもがいている人

そういった人たちの気持ちに寄り添う楽曲になっているのではないでしょうか。

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秋山黄色が「夢の礫(つぶて)にこめた思いとは?

秋山黄色さんは「夢の礫」の製作について、以下のようなコメントを書かれています。

秋山黄色です。

映画『えんとつ町のプペル』挿入歌を担当させて頂きました。
この作品に携われたこと、今このような形で曲を届けられること、本当にうれしいです。僕は今「音楽家」としてお仕事をさせて頂いていますが、やはり少し笑われやすい夢でしたので悔しい思いをたくさんしました。

このお話は、僕にとって全く他人事ではありません。
最初に信じたのは自分だけでした。

それでも楽しく打ち込んでいくにつれ、しだいに夢は醒め「目標」へと変わりました。
目が醒めて、本当の意味で夢を見ました。
バカにされるのはまだ痛くて悔しい。

きっと多くの人が「えんとつ町」を知っていますね。
この映画が誰かを応援する、その力の一部になれますように。
心を込めて音にしました。よろしくお願いします。

引用:えんとつ町のプペル公式HP

 

コメントの中で「えんとつ町のプペル」のストーリーを

「僕にとって他人事ではありません。」

と綴っています。

映画「えんとつ町のプペル」は、「夢を持てば笑われて、声をあげれば叩かれる」西野亮廣さんの自叙伝的な要素の強いストーリーですが、

秋山黄色さんにも、音楽家になる夢を「笑われた」辛い過去があるということですね。

秋山さんは少し前まで、自身のことを「専門学校中退のフリーター」と書いていました。

2020年1月14日放送開始のドラマ「10の秘密」の主題歌で「モノローグ」を担当した際には、

無職の俺に大事な役目を任せていただいて本当に嬉しいです。

誰しもが抱えている、もう変えられない事を悔やむやりきれない独白。

それによって少しでも何かが変われば少しは救われるのにという思いをこの曲に込めました。

と語っています。

この頃まで秋山黄色さんは実際に「無職でフリーターで借金がある」という状態だったようですね。

ちなみに2018年6月20日のシングル「やさぐれ街道」について、

タイトルは当時やってたバイトの帰り道に俺がやさぐれていたことから

とのことです。

当時はよっぽどやさぐれてたんでしょうか・・・

そんなこんなで、周りに笑われても夢を諦めなかった秋山黄色さん自身経験が、映画のストーリーと重なっているのかもしれませんね。

手のひらに「夢の礫(つぶて)」をにぎりしてめていたのは、秋山黄色さん本人だったのかもしれません。

▶︎秋山黄色さんの顔画像はコチラ

秋山黄色
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「夢の礫(つぶて)」に関するSNS上の口コミ感想

「夢の礫(つぶて)」に関するSNSの口コミ感想はこちらです。

▼曲でグッと世界観が変わって、歌詞が素敵。思わず目頭が熱くなってしまう。

▼これまたいいところで歌詞がしみるんだわぁ…すっごくよかった!

▼黄色さんの「夢の礫」が流れるタイミングで、まず涙が止まらなかった

▼改めてちゃんと歌詞みたら
込み上げてくる何かが抑えきれず涙となってでてしまう

▼劇中歌の「夢の礫」フル尺だったよね? 耳に残る美しいメロディーと主人公たちの心情を表現した歌詞で、切なさの最高潮だった

▼夢の礫の歌詞と映画との親和性がすごい 黄色さんの歌を映画館で聴くことがこんなに早く実現するとは思わなかったからまだ現実味ないけれどシーンも相まってとりあえず鳥肌号泣でした 映画の中でかかる夢の礫がすごく良い

みなさん、感動されていますね!

実は私も、映画館では「夢の礫」のシーンで泣きそうになりました!

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秋山黄色「 夢の礫(ゆめのつぶて)」の歌詞意味を解釈!映画えんとつ町のプペル挿入歌 まとめ

今回は、秋山黄色さんの「夢の礫(つぶて)」の歌詞の解釈について考察してみました。

映画「えんとつ町のプペル」の挿入歌として重要な役割を果たすだけでなく、映画をみていない人の心にも深く響く名曲です!

歌のチカラって本当にすごいなぁと改めて感じました。

秋山黄色さんを今後も応援していきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

秋山黄色
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