えんとつ町のプペル

「えんとつ町のプペル」モデルになった場所5選!渋谷・九份・周南・千日前!

「えんとつ町のプペル」モデルになった場所

「えんとつ町のプペル」は、キンコン西野さんの絵本の映画化(制作総指揮・西野亮廣)で、圧倒的なクオリティのアニメーションに仕上がっていると話題です!
(2020年12月25日映画公開)

映画に登場する「えんとつ町」は実際には存在しない架空の町(夜景がメイン)ですが、モデルとなったの場所があり、その中心が「渋谷」です!

「宇田川町地区」という具体的なワードも登場していますね。

えんとつ町は離島ですが、モデルは長崎の軍艦島です。

他には、「台湾の九份」や「山口県の周防コンビナート」も!

実際に存在する街をモデルにしているのでリアリティがありますね!

この記事では、「えんとつ町のプペル」モデルになった場所について、画像と共にお伝えします。

「えんとつ町のプペル」モデルになった4つ! 場所はどこ?

「えんとつ町」を上からみるとこんな感じ。

えんとつ町引用:https://lineblog.me/nishino/archives/5167320.html

 

西野亮廣さんによると、映画「えんとつ町のプペル」のモデルになった町は、

  1. 渋谷
  2. 長崎の軍艦島
  3. 台湾の九份(きゅうふん)
  4. 周防コンビナート(山口県)
  5. 大阪の千日前

の5つなのだそうです。
(2020年12月18日Voicy、映画の副音声2より)

なかでも、
「渋谷」は、絵本の段階から「えんとつ町のプペル」の街並みのイメージの柱だったようですね。

西野さんによると、

絵本の段階から、町は渋谷・台湾の九份(きゅうふん)をモデルにしている

奥の方の工場群は、山口県の周南コンビナートがモデル。

渋谷と九份と周南をガッちゃんこして作ったのが「えんとつ町」です

と言われています。

「路面電車」や「ロープウェイ」なども、昭和初期の渋谷の風景から着想を得たようですよ。

「えんとつ町」に描きこまれている風景の似ている場所を、実際の風景と比較しながら一つずつ見ていきましょう!

モデル1 渋谷

「えんとつ町」は渋谷がモデルになっています。

渋谷スクランブル交差点

渋谷駅のスクラブル交差点スペイン坂など階段のある風景などが登場します!

渋谷駅前の風景

▼ハロウィンダンスのシーンも!


▼映画「えんとつ町のプペル」の風景

えんとつ町のモデルは渋谷

▼実際の渋谷駅北口(ハチ公口)のスクランブル交差点

渋谷駅北口

比べてみると、

道の感じなどが、渋谷駅周辺にそっくりですね。

映画「えんとつ町のプペル」のダンスシーンででてくる「曼陀羅交差点」はスクランブル交差点です(別冊月刊カドカワより)

宇田川町地区で不審者を捉えました!

というセリフも登場するなど、渋谷テイスト満載です。

渋谷川

また、

「えんとつ町」は空が煙に覆われているため、昼でも夜みたいな暗さです。

明かりが灯るとさらに、渋谷に似てきます!

▼夜の渋谷

夜の渋谷の風景

プペル(ゴミ人間)がアントニオに殴られて突き落とされたドブ川は、まさに渋谷川ですね!

↓ ↓ ↓

渋谷川渋谷川

 

映画の後半では、ブレスレットを探して川の中を歩いていましたね。

スペイン坂

映画「えんとつ町のプペル」にも、センター街や道玄坂の風景が存在します。

渋谷の実際の地形も窪んだ谷底地形という点で、高い崖に囲まれた「えんとつ町」に似ています。

階段の風景

町の中に高低差(坂)が多くて、階段もアリです。

そこも渋谷との共通点です。

▼えんとつ町の階段の風景

▼渋谷の階段の風景

渋谷のスペイン坂がモデルになっているカットも!

渋谷スペイン坂がモデル引用:キングコング西野LINEブログ

 

渋谷にかつてあった「ひばり号」というロープフウェイも描きこまれています!

▼渋谷にあった「ひばり号」

 

▼えんとつ町のプペルの「ひばり号」

これをみると、「えんとつ町」は、まさに渋谷!

ロケ地巡礼しても楽しそうですね!

モデル2 軍艦島(長崎県)

そもそも「えんとつ町」は、孤立した離島につくられた町です。

モデルになったのは、長崎の軍艦島です。
(「えんとつ町のプペル」副音声第2段で西野亮廣さんが解説)

画像引用:https://tabi-mag.jp/ns0028/

 

軍艦島は、その当時としては世界的にも珍しい超過密人口の島で、飲料水は地下にパイプラインを引いて確保していたのだとか。

緑のない狭い土地に高くそびえるビルを建てて、大勢が暮らす様子は軍艦島がモデルになっているそうです。

なるほど、「えんとつ町」は、たしかに軍艦島っぽいですね!

モデル3 台湾の九份(きゅうふん)

渋谷と並んで「えんとつ町」のモデルになっているのが、台湾の「九份(きゅうふん)」です。

九份といえば、丘に広がる夜景が有名ですね!

▼九份(きゅうふん)の風景

九份

高低差のある街並みや黄色い灯りが「えんとつ町」の雰囲気に似ています。

こんな、九份の路地の雰囲気もモデルになっているようです。

こちらも、

  • 狭い路地
  • 階段
  • 黄色い灯り

というところが、「えんとつ町」の街並みっぽいです!

モデル4 周南コンビナート(山口県)

「えんとつ町」の奥にある工場郡は、山口県の周南コンビナートがモデルです。

▼えんとつ町の工場エリア

えんとつ町の工場郡

▼モデルとなった周南コンビナートの工場夜景

周南コンビナート工場夜景

 

煙突から煙!

 

水辺に映りこんだ工場夜景と高くそびえる「えんとつ」が、とても似ていますね!

モデル5 大阪のミナミの千日前の裏路地

「えんとつ町」のごちゃごちゃした街並みは、

大阪ミナミ、千日前の裏路地や、看板のガチャガチャしている感じが参考にされているようです。

▼プペルの裏路地

▼大阪千日前の裏路地

千日前の裏路地千日前の裏路地

 

裏路地の風景には、西野さんに馴染みのある大阪ミナミや千日前が使われたようです。

おまけ!横浜ラーメン博物館にも似てる?!

このカット、

父ちゃん(ブルーノ)の仕立て屋がある建物ですが、ラーメン博物館にそっくりだと思いませんか!?

引用:えんとつ町のプペル

 

こちらは、ラーメン博物館

ラーメン博物館横浜ラーメン博物館

 

横浜ラーメン博物館の2階の廊下から眺めた景色がそっくりでした!

行き慣れたラー博なので、気になって追加してみました。

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えんとつ町に高低差がある理由

「えんとつ町」の街並みは、高層のビルや煙突や階段など高低差のある作りになっています。

このような街並みになっているのは、

町に「奥ゆき」があるほうが、今後3DやVRで展開しやすい

と、構想段階からVRでの展開を考えていたからなんだそうですよ。

映画はあくまでも入り口(宣伝チラシのようなもの)で、映画の先の先まで考えて作っているのがすごいですね!

さすが!戦略家のキンコン西野さん!

「えんとつ町」は300年続くエンターテイメントになるそうで、映画「えんとつ町のプペル」は壮大なストーリーのほんの一部なのだそうです!

「えんとつ町」の風景が、今後どんなふうに変化していくのかも楽しみですね!

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まとめ

今回は、映画「えんとつ町のプペル」のモデルになっている場所についてお伝えしました。

モデルになった場所のメインは「渋谷」で、「山口の周南コンビナート」や「台湾の九份」「大阪ミナミ・千日前の裏路地」などもありましたね。

映画の中ではどのように使われているのか、比べてみるのも楽しいですね。

この奥行きを体感するには劇場で見るのがオススメです!

この記事が参考になれば幸いです。

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