東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダル獲得、団体で銅メダル獲得という歴史的偉業を成し遂げた水谷隼選手。
かねてより悩んでいた目の不調(照明が眩しくてボールが見えづらい)を克服するために、夜間のみ特殊なコンタクトレンズを装着して角膜を矯正する治療(オサート)を行っていました。
通院先は、有名人が通うことでも有名な「三井メディカルクリニック」です。
この記事では、
水谷選手がおこなった「オサート治療」や、水谷隼選手の視力について、わかりやすくまとめました。
水谷隼は三井メディカルクリニックで「オサート(角膜矯正治療)」をしていた!
水谷隼の目の病院は三井メディカルクリニック
東京五輪でみごと金メダルを獲得した水谷隼選手。
目の不調に対して「オサート」という、コンタクトレンズを使った角膜矯正治療をうけていたことが報じられました(2021年7月28日、日刊スポーツ)
角膜の形状を整えるコンタクトレンズを装着する治療で、
決勝前日はレンズを装着したまま就寝し、
起床時に外すことを医師に指示され、実行していた。
引用:日刊スポーツ
水谷選手が通院している病院は、「三井メディカルクリニック」(場所:東京都港区虎ノ門)です。
オリンピックの舞台で最高のパフォーマンスが出せたのは、この治療の効果が大きいようですね。
水谷選手は、ここ数年、試合成績の低迷に悩み、その原因が卓球台を照らす照明の眩しさでボールがよく見えないせいだと言われていました。
「水谷選手は2年半ほど前に、レスリングのリオ五輪金メダリスト・登坂絵莉さんの紹介で訪れました。
彼が初めて来院した際は、それまで視力回復への様々な治療を試しても上手くいかず、とても不安そうな表情で……。
検査の結果、レーシックの不具合から光の変化に瞳孔がついていけなくなり、ボールが見えなくなっていたことがわかったんです。
サングラスだけでは補いきれないのでオサート治療を開始しました」
引用:Yahoo!ニュース
水谷隼が受けた「オサート」とはコンタクトレンズを使った角膜矯正
「オサート」って、聞き慣れない言葉ですね。
ざっくりまとめると、
「オサート」とは、
内側を特殊加工したハードコンタクトレンズを寝ている間に装着して、角膜の表面を矯正する治療です。
寝ている間に、コンタクトにより角膜の表面のデコボコがならされるため、コンタクトを外した日中も視力が保たれるというもの。
正式名称は、前眼部統合矯正療法『オサート®/オルソ-K®』と言います。
これは、欧米で広く行われていた「オルソケラトロジー(角膜矯正療法)」の進化形のようです。
水谷隼さんが通院している「三井メディカルクリニック」は、オルソケラトロジー治療の日本での先駆者で、この11年で10,000人の実績があるようです。
(情報元:三井メディカルクリニックHP)
水谷選手は、2019年春から五輪延期が決まるまでの約1年間と、今年5月から東京五輪まで治療を続けていました。
水谷選手の目の症状は、「光が眩しくてボールが見えない」原因は、レーシック後の角膜のデコボコではないかとされており、
この角膜のデコボコを平らにならすことで、光の乱反射を防ぎ、眩しさを軽減したようです。
「オサート」治療は、水谷選手には、まさにピッタリの治療法だったのではないでしょうか。
治療にあたった三井メディカルクリニックの三井石根院長は、水谷選手をきめ細かいサポートしていたようです。
試合会場の下見をして照明具合を確認したり、前日までメールで指示をだしたり、
- 翌日が午前中の試合なら、就寝前の1時間だけ着ける。
- 翌日の試合が夜なら、就寝中ずっと装着する
など、こまかい指示もされていたようです。
水谷隼選手の金メダル獲得の裏では、こんな秘話があったとは驚きですね。
三井石根院長も、まさに金メダル級のサポートと言えるでしょう!
気になる治療費ですが、自費診療のためかなりお高くなっています。
治療開始からリニューアルまでトータルで治療すると、だいたい40万円〜60万円ほどかかるようです。
(→詳細は、三井メディカルクニニックHP参照)
初診料は3,500円なので気になる方は相談してみてもよいかもですね。
「オサート」は老眼にも効果があるんだとか。
三井石根院長が書かれた本もありました!
↓ ↓ ↓
コンタクトレンズを付けて寝るだけで、メガネなしで過ごせるなら、とても便利そうです!
水谷隼の目の不調のこれまでの経過
これまでの目の症状についてざっくりまとめました。
水谷隼選手は、
- 2013年に左目をレーシック手術
- 2018年に右目をレーシック手術
しています。
「眩しくてボールが見えない」という目の症状に悩まされるようになったのは、2018年の2度目のレーシックの後です。
そのため、いろんな治療を試したり、試合中にメガネをかけるなど試行錯誤をしてきました。
それでも、思うように視力が改善せず、試合成績も低迷。
「眩しくて見えない」理由は、他の人よりも瞳孔が開きやすいという水谷選手の体質もあるようで、引退も考えるほど悩まれてたようです。
水谷選手の目の症状については、コチラの記事に詳しくまとめています。
▶︎【卓球】水谷隼の目の視力低下は角膜デコボコと瞳孔が原因!?メガネの効果は?
水谷隼は目が不調でも結果を出すメンタル力が凄い!
水谷選手は、東京五輪の混合ダブルスでこんな名言を聞かせてくれました。
「僕を選んだことを後悔させない」
これには、日本中が感動しましたね。
目の症状のために、引退に追い込まれるほど悩んでいたと思うと、言葉に秘められた苦悩の重みがすごいですね。
金メダルを取るまでには、どれほどの悔しさがあったのか・・・。
心が震えます。
長年、男子卓球のエースであり続けたヒーローを襲った目の症状ですが、これを克服して、気メダルを勝ち取ったメンタル力が神レベルです。
混合ダブルス「金メダル」へのターニングポイントとなった準々決勝でのあの究極のピンチで、水谷選手が見せた気迫のショット、あれこそが、水谷隼の神メンタルの象徴でしょう。
本当に凄すぎます!
ちなみに、サングラスをかけていたのは、瞳孔の開きすぎを軽減するためだったようです。
「オサート」と「サングラス」の併用で、最高のパフォーマンスを作り上げたのですね。
▼水谷選手が東京五輪のサングラスはこちら
お値段もそれほど高くないので、スポーツする方にオススメです。
まとめ
今回は、
- 水谷隼選手が目の治療のために三井メディカルクリニックに通院していた
- 治療方法は「オサート」という角膜矯正コンタクトレンズ治療
という件についてお伝えしました。
治療により、水谷隼選手がもつ本来のパフォーマンスを東京五輪の舞台でだせたことが金メダルに繋がったのではないでしょうか。
治療していたことは公表せずに試合に挑み、金メダルの後に告白した水谷選手。
苦悩と覚悟の深さを感じるエピソードでもありました。
東京五輪での金メダル、本当におめでとうございます!
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